子どものしつけについて

image001今から40~50年くらい前、「厳しくしつけることが大切である」という考え方が当たり前の時代がありました。その後、厳しくしつけることの子どもの心への悪影響が叫ばれるようになって「子どもの意思を尊重して育てる」ことが大切であるという考えが主流になり、ていねいなしつけが軽視される風潮が出来あがってしまいました。その結果、先生の言うことも聞かない子どもたちや崩壊学級が増えてきている現状となっております。この過程に実は大きな誤解があったのです。子どもの心に悪影響を及ぼしたのは「親の感情のままにしかりつける子育て」(偽物の間違ったしつけ)であって、しつけそのものが悪かったわけではないのです。親はいろいろな願いをもって子育てをします。積極的に自分の考えを言える子どもになってほしいとか、スポーツのできる子どもになってほしいとか、強い子どもになってほしいとか……。しかし、自分なりの考えや行動は、善悪や社会のルールといった世の中の一定の枠の中で発揮されなければなりません。就学前の乳幼児期の子どもたちには、[まかせてみておく→失敗する→叱る]というやり方ではなく【指導する→できる→ほめる】というやり方で、善悪や守るべきルールを一つ一つ丁寧かつ厳格に、そして優しく教えていくようにしましょう。それが正しいしつけなのです。

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